【僕のサッカー人生を振り返ってみる。③】

 

こんにちは。

家庭菜園のブロッコリーがすくすくと育っていき、愛着が湧いてきたところでございます。笑

 

それでは今日は、高校編ということで、またズラズラと長く、語らせていただきます。

 

いきましょう!!!

 

 

出会い

 

さて、納得のいく結果を残せなかった中学3年生を過ごし、高校での成功を誓ったわけですが・・・

自分にとって人生の変わる出会いがありました。

厳密に言うと、中3の12月から高校の練習に参加していました。

その時期から、自分らの代と一緒に新しいコーチが就任しました。

そのコーチは、埼玉栄高校が唯一選手権に出た代の10番だった方でした。

『タキさん』って呼んでくれと言う、選手との距離を大事にする方だった。

練習は1時間半だけしかやらない、試合を想定した集中力と濃密さを求める人。

高校特有の人数の多さを好まない方で、40人を2つに分けて、先組と後組で指導をする。

週ごとにコンディションの良い選手を試合に使う。毎週AチームとBチームの入れ替えを紅白戦をして行う。

毎日のトレーニングがサバイバル。

タキさんの熱さもあって、この状況でモチベーションが低いわけないし、自然とチームとしては土台ができて、ひとつになってたと思う。

俺らの代の基盤を作ってくれたのはタキさんで、バラバラだった内進生がひとつになれた要因もきっとタキさん。

厳しいことは言われ続けたよ。そりゃみんな人間だし、好き嫌いはあったと思う。

でも、俺は好きだった。大好きだった。この人と全国に行きたいと思った。

 

この時を振り返って思うのは、

良くも悪くも環境はめっちゃ大事。ただ、それを生かすも殺すも自分次第ってこと。

良い指導者がいれば生かされる選手もいる。

人工芝のグラウンドがあればボールフィーリングが良くなる選手もいる。

設備の整ったジムに行けば良いフィジカルトレーニングができる。

英会話教師をつければ英語を話せるようになる人はいる。

でも、それって結局は自分次第なんよね。

Fランの大学で講義中に携帯いじってる奴は、GMARCHの講義中でも携帯いじってるよ。きっと。

人は上手くいかない時に、自分以外の何かのせいにしたがるけど、実は自分自身に問題があるんだよってこと。

言葉を一切発することのないサッカーが自分に教えてくれたこと。

だから、タキさんの熱量っていう最高の環境ではあったけど、それについていく、信じてやり続けて変わることができた自分たちがいることも認識してるよ。

 

突然の別れ

 

今でもあの日の練習の集合は忘れない。

練習の雰囲気が良いとは言えなかったあの日の紅白戦。

笛が吹かれて集められた。

『俺は来年お前らと一緒にサッカーができないんだ』

その後の練習の内容とかあんまり覚えていません。

覚えているのは、練習後の暗い雰囲気と涙を流す奴らがいたことかな。

先が見えなくなった。まじで。

この人と3年間共にして、頑張っていくんだろうなって思ってたし、こんなにあっさりしてるんだなって思った。

詳しい理由は正直わからない。大人の事情とも言われたことがある。

 

ただ俺の中では、裏切られたとか悪い人だとか全然なくて、むしろありがとうだし、今でも感謝しかないよ。

今の自分があるのは、紛れもなくタキさんのおかげだし、高校でもキャプテンをやろうと思えたのもそう。

もちろん、みんなの中で賛否両論はあった。あまり良く思ってない人もいた。

最後の方もスッキリするような終わり方ではなかったから。

けど俺はそんな終わり方の印象より、情熱的で献身的でフレンドリーなタキさんの印象の方が強かったから。

 

誰がなんと言おうと俺はタキさんが好きだし、尊敬する人です。

サッカーを通して素敵な出会いがあった。

みなさんは胸を張って、出会えて良かったと思える人はいますか?

 

居場所のなかった1年

 

高2になって、TOPチームに帯同することになった。

中学とは違ってまた新しい先輩たちとプレーしてたわけだが、全く試合に絡めなかった。

2時間くらいかけて深谷の方まで行って、当日メンバー外で副審やるとか、意味のわからない時期を過ごした。

なんかこれが普通になっていたって考えたら本当に恐ろしいし、慣れって怖いなって思う。

当時はシンプルに技術がなくて試合に絡めなかった。他のメンバーの方が上手かった。

この経験は初めてのことで、サッカーキャリアの中で試合に出ていない期間がなかった。

そういう時に限って、スタッフからめっちゃ怒られるんだよね。

 

でもモチベーションだけは絶対に落とさなかった。

持ち前の、常にやり続ける心で、やり続けた。

今年で終わりじゃない、来年がある、自分を鼓舞し続けた。

あの時は良くやってたなって我ながらに思う。

 

苦しい時こそ人の本質って出るよね。

あそこでいくらでも投げ出すことも腐ることもできた。

でも培ってきたものは嘘をつかなかった。

自分と向き合ってきた結果、出れない辛さより自分の人間性が勝った。

 

花が咲かない、実にならない。そんな時こそ下に下に根を伸ばせ。

自分の好きな言葉です。

まだ自分は花を咲かせたことがありません。

目に見える華やかなものが欲しくなる。そんな時もあるよね。

でも大事なのは中に何が詰まってるかだから。

中に詰まってるものに関しては、自信を持てます。

同じように悩んでる人がいるのであれば、何か救いになれば良いです。

 

何か毎回毎回、自分の話したいようにすみません!

次回はラスト1年、高3の1年間についてお話しさせていただきます!

 

ありがとうございました!!!

 

   

2020.9.7 渡邉 宰