こんにちは。
まずは、マラドーナ氏が亡くなったということで、
同じサッカー人として、1人の人間として、
ご冥福をお祈り申し上げます。
さて、そのサッカーにおいて、『チーム』って大事で、
サッカーだけに限らず、多くの色々な現場で重要なもの。
なんで今更こんな事を思うかって。
まあ改めてなんだけど。笑
最近大ブレイクですね、『NiziU』
Nizi Project をHuluの方で全話観ました。
ほぼほぼ10代の参加者たちが凌ぎを削り、最終的なデビューメンバーを目指してきたわけだが。
かなり酷でシビアなプロジェクト兼番組であるなと。
そのオーディションの中で、『グループオーディション』が存在する。
変な話、ライバルとチームを組み、協力していかなければならない。
自チームが勝てば有利な評価をもらえ、基準であるキューブを獲得する事ができる。
最終合宿、韓国での半年間のサバイバルだ。
ライバルである仲間と寝食を共にし、同じ屋根の下で半年間だ。
その中で映像を見る限り、手を取り合い、ライバルを助けている。
その13人の中にも、もちろん後にメンバーとして一緒にデビューする者もいる。
『ライバルなのに一緒に泣いて悲しみ、笑って喜ぶ。』
非常に新鮮な光景を何度も目にした。
最後のメンバー発表で、残った12人のうち9人が選ばれたわけだが、
その後の光景も目頭が熱くなるものがあった。
自分の感情に浸ってしまって、選ばれたメンバーにも落選したメンバーにも声のかけようがないんじゃないかって俺は思ったのね。
それでも涙を流し、お互いを称え合い抱擁し合い、自分より歳下のこの人たちは強いなって心底思った。
1年以上も同じオーディションを通して生活をし、やはり芽生えてくる感情もただもんじゃないなと。
個人的に最も印象的な言葉が、
現在病気で療養中のミイヒというメンバーがいて、
『こんなにも何かをしてもらいたいではなく、何かをしてあげたいと思える人たちがいる』
と。
本当に素敵だし、療養中であるミイヒさんは、何倍もパワーアップして戻ってくるのではないかと思う。
自分のやってるサッカーとはなんの接点もないんじゃないか。
そう思われるかもしれんけど、涙を流して見る自分もいたくらいだから、自分の感性を信じて大事にしたい。
正直アイドルとか歌とか全く興味なくて、彼女たちのセンスやポテンシャルも分からん。
ただ1人の人として多くの物を見て、自分に取り入れられる何かがあれば、盗みながら成長していきたいと思うから。
このNizi Project を通して、チームが引き出す力の大きさを改めて感じたし、
自分よりキラキラしている歳下の子たちを見て、まだまだ俺もやれるぞって思った。
みなさん、騙されたと思って見た方がいい。
それでは。
良かったら押していただけると嬉しいです!
2020.11.26 渡邉 宰