こんにちは。
戻りたくて戻りたくて仕方がなかった。
埼玉栄での日々に。
3年前に6年間を過ごした自分の居場所を離れ、
6年間共にしてきた家族との惜別をし、
あの日からの生活に色がついてないと思って過ごしてきた。
大学に入学し上手くいかない日々が続いた。
友達も全くいなければ、大好きなサッカーでさえも自分を見失った。
その情けなさと心にポッカリと開いた穴を埋めるかのように、
毎週毎週、栄の仲間たちと会って時間を共にした。
多分納得させたかったんだと思う、自分を。
別に大学で居場所は要らないと。
俺の居場所は栄にあればいいんだと。
実際にそう思ってたし、今でも少しその名残はあったりする。
彼ら彼女らは、俺にとてつもない刺激を与え続けてくれている。
その反面、大学では何の刺激もなかった。
1ミリたりともなかったかと言うと嘘になるが、
栄の奴らのように心の奥底から熱くさせてくれる人はいなかった。
ただ、今振り返ってみると、俺は何かやった気になってたんだと思う。
栄のみんなが良い刺激をくれるから、がレッテルだった。
別に自分は何もしてないのに。
みんなと同じグループにいるだけ。
与えてもらってばっかりなのに。
自分もその領域にいるって勘違いしてる。
そう、ただの『刺激泥棒』
それに気づくきっかけは、大学を辞める決断をした事。
自分を守ってくれる物と居場所を全て捨てた。
本当の自分の力が浮き彫りになる環境を自分で作った。
SNSも辞め、外からの声も遮断し、自分に集中した。
これが理に適ってるかと言われたら、かなりの疑問だ。
ただ、自分と向き合うには最適だったと今でも思う。
ここでようやく、俺が埼玉栄っていう船に乗っかっているだけだと気づいた。
過去の実績と名前、そして自分に縋って、みんなのスネをかじりまくってた。
ここで怖いのは、この船にレベルの高いあいつらは乗ってなかった。
あいつらは過去は全て感謝と自信に変えて、
もっと大きい船で目的地も様々だった。
人間って言うのは、
自分の乗っている船が順調に進むものだと信じてしまう。
その気分はまさに『乗客』だ。
そうじゃない。
俺は本当は『乗務員』『操縦士』でいるべき。
気づいた時にはもう沈んでいた。
沈んでしまった。
いや、沈んでくれたと言う表現が正しいだろうか。
そのおかげで俺は気付けたし、
新しい船に乗り換え、自分が操縦をして、
俺の目的地に賛同してくれる、力を貸してくれる奴らを乗せている。
今はこの先の未来しか欲しくない。
栄に戻りたい、、なんて考えてる間もなければ、
俺には突き進む選択しかない。
まだまだ進むために、突き抜けるために。
船を動かし続けます。
そしていつか、各々で船を進めてったあいつらと、
どこかで目的地が重なったら、これ以上ない。
是非、『渡邉宰』って船に注目してください。
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2021.1.25 渡邉 宰